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卒業式②

さて、もう一つの大切な時間。

写真撮影タイム。(笑)

女子も男子も一緒に撮る。②ショットいっぱい撮る。
一緒に撮る相手は皆思いいれのある人たちばかりで、わりかし泣きそうになる。
K君とも2人で撮る!!!わりかし頑張ったよ!!!

そーしーてー。ボタンですが。。。

K君はこの後入試を控えてるのでとりあえずもらいませんでした。

他の子も入試あるから(どんだけもらうきだ)もらうつもりなかったんですが。

式で大号泣してたMくんが、2番目を残して全部無かったんです。
私の前で、「2番目残ってるの嫌やから、一番目に付け変えた!!(笑)」と宣言するもので。
せいら「欲しい!!!!!!!!!!!!」
Mくん「え。え?欲しいの??」(かーなーり動揺。)
せいら「うん!!ホンマにいいの??」
Mくん「うん。」
てことで第②ゲット。(笑)

他にもボタン一つ。(オイ。)あと花一つ。
後輩にリボンと名札とかをあげて、2年間担任をしてくれた先生にお礼を言いました。
2年のときにいろいろと支えてもらったのですが、当時素直じゃなかった私は、先生の手を借りようとしませんでした。でも、嬉しかったことを伝えました。

そして最後は、いつもの帰るメンバーと写真。Kくんの横(笑)

みんなと帰っているとき。K君と2人でした。後ろにみんないたけども。
9日に渡した手紙の返事を言ってくれました。
内容は、卒業したくないという、まぁどうしようもないわがままな気持ちでした。
Kくんはこういってくれました。

『遠い所行って皆とはなれるけど、な?お前が皆のこと忘れんかったら、みんなもお前のこと忘れへんと思う。心配せんでも大丈夫やって。少なくとも俺はそう思ってるけど。』

たどたどしく一生懸命言ってくれたK君の言葉に涙が出そうでした。
本当に嬉しかった。でも、もっと嬉しかったのは。
もうすぐ分かれ道、というとこでポツリとK君が言ってくれたことでした。

それは、いつも教えてくれなかった、Kくんの将来の夢の話でした。

具体的には書けません。Kくんは誰にでもこの夢を言ってるわけじゃないんです。
私をその相手に選んでくれたことが、すごく嬉しかった。

最後。小さく『ありがとう』と言ってくれました。

いつも迷惑ばっかりかけてたのは私の方でした。
ありがとうなんて私が言う方なのに。少しでも力になれてたら本当によかった。



卒業にあたって、私はたくさんの大切に出会いました。

家族の支えや先生の支え。

そして、いつも当たり前じゃなかった友達の存在。

小学校のとき、信じられる友達がいなくて、ずっと一人だと思ってました。
中学校にあがっても、話しかけてくれる友達ができても、本当はずっとうわべだけでした。

そんな時バンプに出会って、少しずつ人を信用できるようになったんです。

そして、今年一年でできた本当に信じれる友達。
もちろん、Aだけじゃない。みんな、大切です。
3の1の皆も大好きだし、他の友達も大好きだし、大切です。
もちろん、TBTの皆さんもです。
駄目な私を目標だといってくれたり、私依存症だといってくれたり、一番の親友だといってくれたり。いつも助けられてたのは私の方だったのに。

4月から私は一人、新しい高校へ行きます。
みんなは地元。私は市外へ出ます。
通学途中に出会うこともありません。会おうと思っても、なかなか会えません。
新しい友達ができて、おざなりにされたりするかもしれません。
そう思うと怖いし寂しいです。

でも、K君が言ったように、私は絶対忘れたりしません。
一人だと、なにも知ることも感じることもありません。
皆がいるから、独りが寂しいことも誰かの温かさも他人とかかわることの怖さや尊さも知ることができると思うんです。

15年しか生きていない私。他人から見れば、ちっぽけな出会いかもしれません。

でも、とても大きくて大切な出会いだったと私は思っています。

本当に会えてよかった。みんながいてくれることが、私の幸せです。

私は忘れません。皆が忘れても。絶対です。

みんながいることは、私の勇気です。

新たな世界の入り口に立ち 気づいたことは一人じゃないってこと  3月9日

本当の存在は 居なくなってもここに居る   supernova

今の私の気持ちです。

みんな、本当に今までありがとう。

by sakurawans | 2006-03-10 23:26